NKT社とは

NKT社とは
NKT社(NKT A/S)は1891年以にドイツで設立された欧州ケーブル業界のパイオニアで、現在はデンマークに本社を置き、世界16か国以上にオフィス・生産拠点を展開しています。
また、Nasdaq Copenhagen に上場しています。
NKT社は世界16か国以上にオフィスと生産拠点を有し、5,000名を超える従業員が持続可能なエネルギー送電を可能にする
低電圧、中電圧、高電圧の電力ケーブル ソリューションの設計、製造、設置に携わっています。
NKT社の12kV~42kVの中電圧用の電力ケーブル用接続部は同社の中核事業の一つであり、
近年では再生可能エネルギー分野でも多くの採用実績を挙げています。
開閉装置、変圧器ならびに屋内/屋外の電力ケーブル接続部として幅広いケーブルサイズに適応したラインナップを取り揃えております。
同社はケーブルおよび関連製品の専業メーカーとして、世界に先駆けて1960年にシリコンゴム性の接続部を開発、販売開始しました。
電解ストレス制御
ケーブル端末固有の電気的な課題として、絶縁体の隙間に生じる空気層における放電現象があります。
接続部の処理過程においては十分な絶縁距離を確保するために外部半導電層を剥離する必要がありますが、
これにより外部半導電層の終端部分に電解が集中し放電が生じる要因となりために電解ストレス制御のためにストレスコーンを用いています。
図1は電解ストレス制御が無い場合の状態を表しており、図2はストレスコーンによる接続部の電解ストレス制御を表しています。
ストレスコーンを用いることで電解を集中させずに適切な制御を可能としています。
シリコンゴム
優れた電気絶縁性と機械的特性を備えたシリコンゴムは60年以上に渡り高品質な絶縁裁量として使用されています。また優れた絶縁性に加えて耐トラッキング性、耐候性を兼ね備えた材料で、その弾力性により接続作業性の向上が図られています。
シリコン絶縁材料の際立つ特性:
●耐紫外線および耐オゾン特性
●高撥水性
●耐候性(長寿命)
●難燃性、自己消火性
●幅広い使用温度範囲(-50℃~+180℃)
●環境負荷低減(セラミック絶縁材との比較)
試験要件
CENELEC HD629.S1およびVDE 0278-Part629-1に基づく事件要件
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NKT社(NKT A/S)は1891年以にドイツで設立された欧州ケーブル業界のパイオニアで、現在はデンマークに本社を置き、世界16か国以上にオフィス・生産拠点を展開しています。また、Nasdaq Copenhagen に上場しています。

24kV~42kV(最大72kV)までのシリーズをラインナップ。EN50180、EN50181、DIN47636規格に準拠したブッシング(タイプC、タイプFなど)に対応したT型分岐接続部。開閉装置、変圧器、RMUなどの接続部に適用されています。
主にXLPE(架橋ポリエチレン)ケーブル用の接続部。アルミケーブル対応もラインナップ。

24kV~42kV(最大72kV)までのシリーズをラインナップ。T型機器直結終端接続部の後段に取り付ける分岐用接続部。
主にXLPE(架橋ポリエチレン)ケーブル用の接続部。